FXスクール インベストメントレシオ
  • 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2244号
  • 一般社団法人 日本投資顧問業協会会員012-02508

FXのPipsを覚えると、稼ぎ方が変わる!

動画より文章派!の方は、こちらをご参照ください。

動画内の会話を文字におこしているため、口語調で読みづらい部分があるかと思いますが、あらかじめご了承ください。

FXの世界で言う値幅の単位
pips と書いて、「ピプス」と呼びますが、この pips。
「ピップス」とも言うんですけども、これはFXの世界で言う、値幅の単位を指す言葉なんですね。
ここを理解するとトレードをする、収益計算をする、何でも非常に役立つ。
ではあるんですけども、このpipsから一番最初説明をしてしまうと大概の人は混乱する可能性が高いと思うんです。

なので、まず日常的なところから置き換えて
その後に、pips の説明をしたいと思うんですけども。

例えばドル円でいくと
現在は100円55銭です。

ここに対して、もし買いという注文を入れた場合
上がったら、利益になりますよね。
逆に下がったら、損失にはなるんですけども
利益だったとしても、損失だったとしても
100円55銭という注文に対して
利益の場合は100円85銭
逆に損失の場合は100円25銭
このレートで終わった場合には、100円55銭から25銭
この差額っていうのは30銭なんですよね。
だから負けという結果になれば、30銭分の損失をおこしました、という意味にもなりますよね。

逆に利益側
100円55銭から100円85銭になるので、この差額も55と85になるので利幅としては30銭。

どちらもも注文を入れたポイントから30銭ってレートを出してきました。
これはドル円の場合には、100円何十何銭っていう説明ができますよね。

海外旅行に行くときのエクスチェンジにもこういう考え方を使うので
一番最初にFXを覚える時っていうのは、ドル円から入る。
これが一番分かりやすいですよね。

そのドル円で、じゃあ値段の計算はと言ったら、何円何十銭。
コレが通常に進むステップじゃないかなと思うんです。


何ドル・何セント? 何ポンド…?
ここで問題が発生するんです。
ドル円を扱うならいいんですけど
例えばドルとか、ポンドとか、円が入らない銘柄になったときには
何ドル何セントだっけ?とか、何ポンドだっけ?
要はそれぞれの国に対しての単位、基準で言うものがあるから、それを当てはめて考えるっていうのは非常に難解ですよね。

この難解なところを共通して使える言葉っていうのが、最初に説明をした pips という言葉なんですよ。

要は円だったら、何円何銭、アメリカドルだったら何ドル何セント、
こういうように、わざわざ自分が使う通貨、銘柄によって、
このメモリの単位ですね。
この単位に対して、円とかドルとかセントとか言葉を分けなくて
すべて pips という言葉に統一をしましょうということです。

こちらの方が格段に楽だし、呼びやすくなるし、計算も非常に早くなります。
なので、できれば一番最初にpipsというものを覚えちゃった方がいいと思います。

ここの基本形から説明をすると
まず基本としてはですね、FX は常に値段が動きます。
どの銘柄を選んだとしても基本的には数字6桁で、現在いくらですよという表記がされます。

この6桁にはなるんですけど
この6桁目の数字、これは0.1銭という細かすぎる世界なので、これは最初は無視して考える。
これが私は一番やりやすい考え方だと思います。

したがって頭から5桁目、ここまでで、まずベースとして考えた方がいいです。
なぜならば頭から5桁目、この5桁目のところに当たるのが FX の世界でいう1という単位なんです。
1という単位に pips を追加すると、1 pips という世界なんです。

この1 pips というのが 先ほどで言うドル円の1銭というところなので
ここを基準に計算をすると、自分はどれだけ勝ったか負けたか、またいくらの収益になったか、
というのも全部計算が共通でできるので金額判断ではなくトレーダーの力量判断を指す、という意味でもここを基準に考える。
そこにpipsを当てはめるというのは非常に効率のいい話でもあるんです。

まず基本的には頭から5桁目、これを1の位として考えて
4桁目は10の位、3桁目は100の位、2桁目は1000の位。
このように考えていくといいですね。

たくさんいろいろな銘柄がありますが、例えばドル円。
銘柄に円が入っているものは、こちら上段の考え方です。
あたまから3桁目のところに小数点が入る。
ここ何円何銭というところなんです。

これを言葉に置き換えると、ドル円123.45
というレートにいるならば、ドル円123円45銭っていう言葉に置き換わります。
これがドル円ではなくて、例えばユーロ円だったとしても一緒です。
ユーロ円123.45という呼び方になるし123円45銭という呼び方になりますね。

これがですねドル円みたいに、円が入っていない場合なんです。
例えばユーロポンドになると1ユーロだし、1ポンドだし、わからなくなる。
だから pips を使いましょう。というところですね。

これは銘柄の中どちらにも円が入ってません。
それは下の場合の計算方法になり、下の場合の計算方法のときは円がある銘柄と何が違うのかっていうと、ココなんです。
小数点の場所がどこにあるのか、この違いだけなんです。
だから1.2345という読み方になりますね。

どちらにしても、1の位というのは、同じ場所なのでユーロポンドだったとしても
1.2345って呼ぶだけの話で 常に自分のトレード成績だったり、収益計算の基準になるのは
この5桁目、1の位の1pipsというところが基準の計算、置くところになるので
何にしてもですね、頭から5桁目、これを基本的に考えてここを1の位として考えて計算を何でもする。
こういうふうにすると pips というものが非常に楽になってきます。

ここで元の絵へに戻ってきましたけども一番最初、100円55銭です。
現在はねって言いましたよね。
この現在のところが100.55という数字になりますね。
円が入っている銘柄なので、頭から3桁目に小数点が入る。
だから100.55になる、ということです。
それに対して利益側、100円85銭です。
というところはそのまま100.85という読み方になり、
損失側は100円25銭です。
これは100.25という数字になります。

どの場所にしても結局同じなのは100.85、100.55、100.25
どれにしても100.55からの差分は30になります。
100.85までの差分は30になります。
ただ先ほどと違うのは、銭という言葉を使ってないので、
これら全部が pips という言葉に置き換わればいい、ということになるんですよね。

この pips っていうものも最初覚えるのはちょっと難しいな、数字が絡むとなおさら、そういう風に感じる人多いけども
まず何円何銭っていう言葉を使わずに小数点を使って100.55、100.85とかね
別に55(ごじゅうご)って言わなくて、55(ごーごー)てもいいんですよ。

100.25(ひゃくてんにぃご)でもいいので、
いずれにせよ頭から5桁目、ここを1の位として考えると30っていう数字も割り出しやすくなるし、
そこに後はおまけとして pips っていう言葉をつければいいだけ。
こういう風に考えると、pips っていうのは敢えて難しく考えることなく単純に読み方、数字の読み方だったり、呼び方、
これが変わるだけものなので 変動の幅っていう意味では何円何銭のときと pips っていう時はまったく一緒です。

一緒の数字です。なのでそういう意味では何円何銭。
すごく親しみがある言葉にはなるけれども、いろんな銘柄を扱うっていうためにも、
pipsという言葉に置き換えてしまうっていうのが一番最初、これも身に付けた方がいいと思います。
でもそれは最初だけの話じゃないんですよ。


pips を覚えると、個人情報を出さなくていい!
例えばじゃあ自分が今日、いくら勝ちましたよ、いくら負けましたよ、
なかなか自分の懐具合というか金額、これはあんまり人に言いたくないよねっていうのは
日本で生まれ育っている人って、割と根付いていると思うんですよね。
そういうところを情報として出さない、自分だけの話として考えて、
pips という話だけで今日は何pips勝ったよ、とか何pips 負けたよ、
こういうような話をすると、どれだけの幅が取れたのか負けたのかっていう意味で
トレーダーとしても会話っていうのか実際の金額を表せなくても楽に会話ができるっていう利点があります。

基本的にはやっぱり私もスクールをやってるので
スクールの中で生徒さんたちの会話には金額の話ってなるとね
たくさんの金額を扱ってる人はまだしも、
少ない金額の人はやっぱり自分は恥ずかしいって思っちゃったりすることもあるので
そういうようなものって全然恥ずかしいって考えることもないと思うので、
金額という表現はせずに、全部 pics という言葉を使って 共通にしましょうと、
そうすることで自分の個人情報を敢えて出す必要もありませんからねっていうのは昔から 言いまくっているところでもあるんですよね。

なによりトレーダーっていうのはたくさんお金を持ってる人、少ないお金を持っている人。
どっちだったとしても重要なことは、いくら増やしたかじゃなくて、どれだけのスキル。
要はテクニックを相場で表せたのか、 これは大事だと思うんですよ。


100万より10万を稼いだ人の方がスキルは高い?
例えば10万円でやっている人が、10万円増やしましたと言ったらコレ倍にした話なので、非常にすごい話なんです。
だけども、1000万やってる人が100万増やしましたって言ったら
金額的には10万円増やしたっていうより、100万円増やしたっていう方がすごいなってみんな思うんですよね。
だけどちょっと待ってよ、10万円の人は10万円。
自分の自己資金を倍にするのと1000万でやってる人が100万を利益にしましたよ。
たかが、10分の1しか増やせないんですよね。

そうやって考えるとトレーダーの力量としては、どっちがあるのって言ったら、金額の問題じゃなくて
トレーダーの力量としてはどれだけの値幅が取れたのかっていうことが重要になるので
1000万を使って100万を稼いだ人より、10万を使って10万を稼いだ人。
こっちの方が格段にトレーダーとしてのレベル、スキルは高いとして私は考えています。

金額で人を判断しない、差別をしないということも含めて、
pips というのはトレーダーのスキル、レベル、こういったものを一番金額に振り回されることなく、
客観的に判断をするということもできるので、ぜひ pips という言葉を覚えて、しっかりトレーダーとしてのレベルアップができる。

これが一番トレーダーとしていい稼ぎ方じゃないかなって思うので、
しっかり pips を覚えて、コツコツ堅実に pips を増やしていけるようにトレードを頑張っていきましょう。


動画内の会話を文字におこしているため、口語調で読みづらい部分があるかと思いますが、あらかじめご了承ください。

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